CGF
皆さんこんにちは
院長の後藤吉平です
6日(日曜日)に参加してきた『CGFシンポジウム』㏌東京についてご紹介します
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
CGF(Concentrated Growth Factors)とは・・・次世代フィブリンゲル患者様ご自身から採取する血液こそが最高の再生能力を発揮します
患者様から採血した血液を、専用の遠心分離機にかけることにより、血液中の血小板や赤血球が分離されます。その中でも、血液中の成長因子や血小板などを多く含むのが、完全自己血液由来のメンブレンゲルCGFです
つまり・・・創傷(キズ)の治癒を促進させる血小板を濃縮させた膜(ゲル)で、インプラント治療など骨を増やす手術をする際、大きな効果を発揮します
この、治癒に必要な成分が凝縮された『 CGF 』 を歯周病やインプラント治療に応用することで、より早い治療と組織再生効果を期待しています
Dr.Sohn Dong-Seokに教わるため、昨年から何度も韓国へ足を運び、勉強しておりますが、今回も大変勉強になり、さっそく翌日の月曜日に当院の患者様のインプラント手術で活かすことができました
昨日の患者様のケースは、上顎に7本のインプラント体を埋入する手術でしたが、上顎洞までの骨の高さが2?程度と大変薄く、骨質(硬さ)も大変軟らかいことが予想されていたので、かなりのテクニックを要する難易度の高いオペになりました。
このようなケースは、従来であれば行えなかったもので、まだ行えないと診断される所も多いかもしれません。
当院でも昨年からCGF及びピエゾサージェリーという機械を使って、このようなケースの手術も行えるようになってきました。