後藤吉平歯科で利用している矯正装置について
Tip-Edgeブラケット 目立ちにくいセラミックブラケット
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アメリカの矯正歯科医、Dr.Peter C.Keslinge氏が考案した矯正治療で、
今までの矯正治療の概念を覆す画期的な治療法です。
早い方では治療期間が 最短6ケ月 で終了する事が出来ます。
また、当院ではセラミックブラケットという
透明で目立ちにくい装置を利用しています。
ワイヤーを白いものにし、
透明のブラケットを組み合わせることで、目立ちにくくなります。
写真の右半分が従来の金属製のブラケット、左がセラミックブラケットになります。
急速拡大装置
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ほとんどの不正咬合(受け口)は、上顎の幅が狭いという問題をがあります。
顎の骨自体や歯の並びが狭く内側に傾いていると
歯を並べるためのスペースの不足が生じます。
そこで、お口の中の幅を広げて歯を並べるためのスペースを
獲得する必要があります。
そこで、上顎の骨の継ぎ目を拡大して骨ごと拡大する装置が急速拡大装置です。
急速拡大装置は、 上あごの骨が完全に成長しますと効果が得られないので、
14歳頃までが適齢期ですが、高校生までであれば効果を得られます。
取り外しができないので、装着直後は「食べづらい」「しゃべりづらい」「痛み」など
違和感を感じられる場合がありますが、 少しずつ慣れていきます。
着脱式ではないので、日々の調整が必要なく確実に矯正できる装置になります。
3Dリンガルアーチ
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「3Dリンガルアーチ」の特長として、
・見えない
・お手入れが楽
・第一大臼歯のコントロール(位置、傾斜の修正)ができる
などがあります。来院時に調整する装置で、
患者さん自身で取り外すことはできません。
TPアーチ(トランスパラタルアーチ)
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歯を抜いて矯正治療する場合に奥歯が前に動いて来ない様にする補助的な装置です。
ワイヤーが内側で奥歯での固定ですので、目立ちにくい装置です。
見えない矯正装置「クリアライナー」
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透明なプラスチックのマウスピースを使用する矯正の一つで、
製作過程にコンピューターを使用して製作される正確な矯正装置です。
ワイヤーやブラケットを使用せずに歯並びを治すので、
装着していても外見上ほとんどわかりません。
自分での着脱も可能で、食事、歯磨きなどいつもどうりにできます。
同じマウスピース矯正にはインビザラインがありますが、大きな違いは
・インビザラインに比べてさらに薄く、見えにくい
・素材が、軟性と硬性の2種類があり、矯正力が優しく痛みにくい
・装置製作までの時間が短い(インビザライン:約2ヶ月、クリアライナー:約3週間)
・新しいテンプレートの制作にそのつど歯型をとる必要がある。(インビザラインは初回のみ)
・矯正中のむし歯治療が可能
になります。
当院では、矯正中のむし歯治療ができる事からクリアライナーを使用しています。
舌側矯正 ストレートワイヤーシステム
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舌側矯正は、表面上見えないという最大の利点を得る反面、舌の痛みや話すときと噛むときの障害、舌側の歯肉炎といった不快な制約があり 、表側に矯正歯科装置を装着する治療に比べ、治療期間や毎回の治療時間が長く、治療費が高い、といった不満がありました。
このような問題点を改善し、患者様にとって快適な治療が可能となるよう開発されたのがストレートワイヤーシステムです。
1.薄くて小さく、全体的に丸みを帯びたデザインになったことにより、患者様の舌感が良好に改善されました。
2.装置が小さいことにより、噛みにくい・話しにくいなどの不快感が解消しました。
インプラント矯正
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通常の矯正はお口の中の奥歯と前歯にワイヤーやスプリングをかけて引っ張り合います。ですが、必ず反作用が生まれて、本来移動したい歯の隣の歯など全てが動いてしまいます。
そのデメリットを解消するために考えられた方法が「インプラント矯正」です。
インプラント矯正はマイクロ・スクリュー・インプラントを
骨の中に埋入して完全な固定源とします。
骨は歯のように移動する事はありませんので、反作用をなくすことが出来るのです。
インプラントには生体親和性の高い材料でもあり、骨と結合するチタンを利用しますので安全です。
インプラントを埋入することで、今までの矯正治療では考えられないような歯の移動が可能になり、
ワイヤーのみの矯正に比べて、約半分くらいまでの期間短縮が可能です。
小児矯正の場合はヘッドギアをかぶらなくてよくなるケースもあります。
もちろん矯正が終了したらインプラントは取り除きます。
リップバンパー
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リップバンパーは、下顎の奥歯をもっと奥に移動させたい場合に使用する装置です。
唇の筋力を使って奥歯を押して矯正をします。